窓ガラスの知識

窓ガラスの防犯対策って何があるの?防犯用のガラスってあるの?

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「近所で空き巣被害が多発している」

「家を空けることが多い」

「高齢者や子供が留守番をしていて不安だ」

といった防犯面の不安を抱えている方が多いのではないでしょうか。

近年、空き巣の被害が多発しており、警察庁によれば、犯人の多くが窓から侵入しています。
空き巣の被害を防ぐには、窓ガラスの防犯対策が最重要です。

今回は、防犯ガラスへの交換をはじめとした、さまざまな窓ガラスの防犯対策をご紹介します。
また、防犯ガラスの交換費用や、賃貸物件に住んでいる場合の防犯対策についても解説します。

防犯対策は窓ガラスが最重要

住宅を対象とした侵入窃盗、いわゆる「空き巣」が多発しており、平成29年中は3万7千件の空き巣被害が発生しています。
こうした空き巣の侵入経路は窓が中心であり、警察庁のデータによれば約6割が窓から侵入しています。

また、空き巣犯は用心深く、犯行に及ぶ前に必ず下見をします。
空き巣犯が侵入をあきらめる時間で最も多いのが2-5分とされており、侵入に手間がかかる家を嫌うという調査報告があります。

つまり、空き巣の被害にあわないようにするためには、侵入を遅らせる防犯対策を窓ガラスに施して、
「ここは侵入に時間がかかりそうな家だ」
「侵入が難しそうだ」
と泥棒に感じさせることが重要です。

窓ガラスの防犯対策

窓ガラスの防犯対策を具体的にみていきましょう。窓ガラスにこうした防犯対策を施しておけば、被害にあうリスクを大きく下げることができます。

防犯ガラス

防犯ガラスには「破るのに時間がかかり、割れた場合には大きな音がする」という特徴があります。
空き巣の多くは窓を部分的に破壊して侵入するため、防犯ガラスへの交換は防犯対策としてとても効果的です。

防犯ガラスには多くの種類がある

防犯ガラスは、2枚の板ガラスの間に樹脂製の中間膜や特殊な板をはさみこんだものです。
中間膜の厚みは、一般的に30ミル(約0.8mm)、60ミル(約1.5mm)、90ミル(約2.3mm)の3種類があり、厚みが増すほど壊れにくく防犯に効果的です。
また、加工法にもいくつかの種類があり、それぞれ防犯性能や価格が異なります。

なお、厚いガラスの防犯効果が高いといっても、厚過ぎると既存のサッシに合わない場合があります。
その場合は、専用のアタッチメントをサッシに付けるなどの工夫が必要です。
防犯ガラスへの交換は専門性の高い作業であり、専門のガラス業者に相談することをおすすめします。

「防犯ガラス」以外の防犯効果は低い

窓ガラスにはさまざまな種類があり、鉄線の入った網入りガラスや強化ガラスなどもあります。
しかし、防犯ガラス以外の窓ガラスには、防犯効果はほぼありません。

鉄線の入った網入りガラスは、火災時にガラスが飛び散るのを防ぐためにつくられたものです。
一見すると防犯に効果的に見えますが、ガラスが飛び散らないため泥棒に都合がよく、簡単に破られてしまいます。
また、強化ガラスは衝撃には強いですが、一点に強い負荷をかけると粉々になってしまい、防犯効果はほとんどありません。
さらに、二重になったペアガラスも、多少破りにくいだけで防犯効果は期待できません。

防犯目的で窓ガラスを交換する場合は、中間に樹脂が入った「防犯ガラス」に変更することが重要です。
それ以外のガラスに変更しても、防犯効果は期待できません。

防犯フィルム

防犯フィルムは、通常の窓ガラスに特殊なフィルムを貼り付けて破られにくくするためのものです。
防犯フィルムの利用も、防犯対策としてとても効果的です。

防犯フィルムは窓全面に貼る

防犯フィルムは一部分だけでなく、窓全体に貼ることが重要です。
鍵付近のガラスに貼り付けるだけの製品もホームセンターなどで販売されていますが、あまり意味がありません。
一部分だけフィルムが貼られたガラスを割ると、その部分だけがすっぽりと抜けてしまいます。

CPマーク基準のものを選ぶ

防犯フィルムにはさまざまな種類があり、防犯フィルムと称していながら防犯効果がほとんどない製品も販売されています。

高い防犯効果を得るためには、「CPマーク」がついた防犯フィルムを選びましょう。
CPマークは防犯基準に則した製品につけられるマークで、警察庁のデータをもとにして侵入攻撃に5分以上耐えられるか試験を行い、クリアした製品だけに使用が許されています。
CPマークのついている製品を選べば、高い防犯効果が期待できます。

自分でも貼れるが業者に依頼するのが安心

防犯フィルムは後から貼り付けるものであり、自分で装着することも可能です。
しかし、CPマークの基準を満たした製品は、ホームセンターなどではほとんど販売されていません。
CPマーク基準のフィルムをネット通販で購入することは可能ですが、十分な防犯性能を得るためには、シワやゴミの付着のない状態で隙間なくフィルムを貼る必要があります。

一般の人にとっては、防犯フィルムの正しい貼り付けはややハードルの高い作業です。
不安な場合は、業者に依頼するのが安心です。

業者に依頼した場合の費用は、防犯フィルムの種類や業者によって大きく異なります。
CPマークがついた安めの価格帯の製品の場合、1㎡あたりの単価は1.5-2.5万円程度です。
一般的な掃出し窓(ベランダに出る大きな窓)にフィルムを貼った場合、工賃を含んだ費用の目安は5-7万円です。

鍵の交換

空き巣の多くは、鍵付近の窓ガラスを部分的に壊し、そこから鍵を開けて侵入します。
よくある窓ガラスの回転式の鍵は「クレセント(三日月)錠」と呼ばれます。
クレセント錠には防犯機能がほぼありません。
アイスピックなどで窓を貫いて錠を回転させれば、簡単に開錠されてしまいます。

このため、簡単に開錠されないようにカバーをつける方法や、クレセント錠をダイヤル式の錠に交換する方法が防犯に有効です。
防犯性の高い錠でも数千円程度で販売されており、ドライバーがあれば自分で交換できます。
また、鍵の形状は外から見てもわかるため、泥棒があきらめる可能性が高くなります。

補助錠の設置

窓ガラスに補助錠を設置して、鍵を複数にする方法も効果的です。
サッシの上部や下部に補助錠を設置しておけば、空き巣は2箇所窓を破る必要があり、侵入に時間がかかります。
補助錠は外から確認できるため、防犯意識の高さを泥棒に知らせる効果もあります。

補助錠には、1,000円未満で購入できるものから3,000円程度のものまで幅広い種類があります。設置方法も、強力な粘着テープを使うものや、ネジで止める方式のものなどさまざまです。

面格子・二重窓の設置

お風呂やトイレなどの小さな窓には、面格子を設置するのが有効です。
面格子は鉄格子のような外見で、泥棒に対する視覚的な抑止力が高くなります。
こうした窓は換気のために開けておくことが多く、面格子があると安心です。

また、窓の内側にもうひとつ窓を設置する二重窓や、窓にシャッターを設置する方法もあります。こうした設備がある窓は通常よりも侵入に時間がかかるため、泥棒のターゲットになるリスクが低下します。

防犯ブザーの設置

防犯ブザーの設置も窓からの侵入を防ぐのに効果的です。
防犯ブザーには、窓の開閉に反応する「開放検知型」と、窓への衝撃でアラームが鳴る「衝撃検知型」があります。

泥棒が侵入した際に警戒音が鳴れば、泥棒が逃走する可能性が高くなります。
また、ブザーを窓に設置するタイプの製品には、裏面に「防犯ステッカー」がついているものもあります。
これは、「進入禁止」などの文字を外に見せて、防犯対策を行っている家であることを泥棒に示すものです。
防犯ブザーを設置すれば、周囲に侵入を知らせるだけでなく、侵入を未然に防ぐ効果も期待できます。

防犯ステッカーを貼る

防犯ステッカーとは、セキュリティ会社の名前や「防犯カメラ作動中」などの文字が記載されているステッカーのことです。
防犯意識が高い家であることを泥棒に示すことで、ある程度の防犯効果が期待できます。

ただし、ステッカー自体には泥棒の侵入を遅らせる効果はありません。
まずは防犯ガラスや防犯フィルム、補助錠の設置などを検討して、その補助としてステッカーの利用を考慮すべきです。

防犯ガラスの交換費用は?

以上のように、窓の防犯対策にはさまざまなものがあります。
その中でも、防犯ガラスには高い防犯効果があります。

防犯ガラスの交換費用には、防犯ガラスの種類、ガラスの大きさ、サッシにガラスが適合するか、作業しやすい位置に窓があるか、などの多くの要素が関係しています。
このため、場合によって費用が大きく異なるのが実情です。

防犯ガラスの費用は場合によって大きく異なる

例えば、比較的低価格な防犯ガラスは、1㎡あたり1.7-2万円程度の値段がします。
このため、一般的な掃出し窓(ベランダに出る大きな窓)を交換すると、ガラス代だけで5-7万円かかります。
また、高性能な防犯ガラスには、1㎡あたり4-7万円する高価なものもあります。

実際に工事を依頼する場合には、さらに施工料金などが必要です。
ある会社の見積り例では、掃出し窓の交換で20万円程度、腰の高さ程度の引き違い窓で13万円程度が提示されています。

正確な費用は見積りで確認

防犯ガラスの正確な費用を知りたい場合は、ネットで調べるだけでなく現地での見積りを依頼するのが確実です。
業者によっては、価格交渉に応じてくれる場合もあります。

なお、防犯ガラスは特注品となる場合が多く、発注してから到着までに1週間から10日程度の期間が必要です。
防犯ガラスの注文は、ある程度の時間の余裕をみて行いましょう。

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賃貸物件の防犯対策

自分が所有する物件であれば防犯対策を好きに行うことができますが、賃貸物件の場合はそうはいきません。

賃貸物件の場合は防犯グッズの利用が主

賃貸物件は借りているものであり、勝手に窓ガラスを防犯ガラスに交換してはいけません。
また、防犯ガラスは非常に高価なものであり、借主の負担で交換するのは現実的ではありません。
このため、賃貸物件の窓ガラスの防犯対策は、鍵の交換や防犯ブザーの設置などの防犯グッズの利用が中心になるでしょう。

クレセント錠の交換や補助錠の設置・撤去は個人でも簡単に行えるため、退去時に元の鍵に戻せば原状復帰の問題にはなりません。

防犯フィルムを貼る場合は事前に許可を得る

賃貸物件で防犯フィルムを使用したい場合は、事前に物件の所有者や管理会社に確認をとる必要があります。
賃貸物件は家主のものであり、勝手に手を加えてはいけません。
退去時に剥がせばよいと思うかもしれませんが、防犯フィルムはとても剥がしにくく、窓ガラスに傷をつけてしまう場合があります。
後のトラブルを避ける意味でも、事前に許可を得ることが重要です。

また、家主や管理者の許可を得る際には、現状復帰についてもしっかりと合意しておきましょう。
家主によって貼ったまま退去して良い場合や、退去時に剥がすのが条件になる場合があります。

賃貸物件の窓に防犯フィルムを貼りたい場合は、
「防犯フィルムを貼る許可」
「退去時に現状復帰する必要性の有無」
について、書面やメールなどの第三者にわかる形で合意を交わしておくことが重要です。

まとめ

空き巣の多くは窓から侵入しており、被害を防ぐには窓ガラスの防犯対策が最重要です。
窓ガラスの防犯対策には、防犯ガラスへの変更・防犯フィルム貼付・鍵の変更や追加・
防犯ブザーの設置などがあります。
こうした防犯対策には、空き巣の侵入を遅らせるだけでなく、自宅がターゲットになるのを未然に防ぐ効果があります。

防犯ガラスへの交換などにはそれなりの費用がかかりますが、家族と自宅の安全は何より重要です。
被害を未然に防ぐために、窓ガラスの防犯対策を行うことをおすすめします。

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