窓ガラスの修理や交換

真空ガラスの交換費用の相場はいくら?安い業者はある?

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「窓ガラスが割れてしまったけど真空ガラスの交換費用ってどのくらいかかるんだろう?」

「ガラス交換の安い業者はどこかないの?

何て疑問はありませんか?

真空ガラスは、その名の通り2枚のガラスの間が真空状態になっているガラスです。
高い断熱性能があるため、室内と室外の温度差をしっかりと保って電気代を節約することができます。
また、非常に結露が発生しにくいガラスでもあります。

今回は、「真空ガラスとはどういったものか?」といった基本的なことから、真空ガラスの種類、業者に交換を依頼した場合の費用など、真空ガラスの交換に関することについて解説します。

真空ガラスとは

真空ガラスとは、2枚のガラスの間に真空の中間層を設けたガラスです。
日本板硝子株式会社とシドニー大学が提携して、1994年に商品開発されました。
通常のガラスの約4倍、一般的なペアガラスの約2倍の断熱性能があるといわれています。

魔法瓶の原理で高い断熱性能を発揮

真空層を利用した身近な製品に、魔法瓶があります。
熱の伝導は物質同士が接触することで起こり、間が真空状態であれば基本的に熱の伝導は起こりません。
魔法瓶は内筒と外筒の間が真空になっているため、長時間の保温ができます。

真空ガラスには、魔法瓶と同じ原理による高い断熱性能があります。
真空ガラスの真ん中には0.2mmの真空層があり、熱を遮断します。
また、真空ガラスには、熱を遮断する特殊な金属膜を使用したLow-Eガラスが使用されています。

ペアガラスとは違うの?

断熱性能があるガラスのひとつに、ペアガラス(複層ガラス)があります。
真空ガラスもペアガラスの一種ですが、通常のペアガラスは中間層に気体が入っており、真空ではありません。
このため、通常のペアガラスは真空ガラスよりも断熱性能が大きく劣ります。

断熱性能を高めるために、中間層にクリプトンガスやアルゴンガスを入れたペアガラスも販売されています。
こうした製品にも高い断熱性能がありますが、真空ガラスには及びません。

また、一般的なペアガラスの中間層の厚みは6mmであり、ガラス全体も厚くなります。
このため、通常のサッシでは使用できない場合があります。
これに対して真空ガラスの中間層は0.2mmと薄く、通常のサッシでも利用できる厚さの製品が販売されています。

真空ガラスの特徴

真空ガラスには、以下のような特徴があります。

高い断熱性能で電気代が安くなる

真空ガラスには高い断熱性能があるため、夏はエアコンの冷気を外に逃がさず、冬は部屋の暖かい空気をそのまま保ちます。
このため、暖房や冷房にかかる電気代を低く抑えることができます。

東京の住宅の例では、通常のガラスで年間の冷暖房費が60,800円かかっていた場合、各種真空ガラスに変更すると31,100-39,000円に節約できるという調査報告があります。
また、大阪の例では、65,400円の冷暖房費が31,400-41,800円になると報告されています。

こうした電気代の節約効果は、厚みのあるペアガラスに変更した場合よりもはるかに大きなものです。

結露を防ぐ高い効果がある

窓ガラスの結露は、外気によってガラスの温度が室温よりも大幅に低くなることで起こります。
真空ガラスには高い断熱性能があるため、内側のガラス温度が低下せず、非常に結露が起こりにくいという特徴があります。

結露を放置しておくと湿気によってダニやカビが発生しやすくなり、アレルギー症状の原因になる場合があります。
結露を防ぐ真空ガラスは、家族の健康維持にも役立ちます。

ある調査では、真空ガラスで室温が20℃、部屋の湿度が60%の場合、外気温が-21℃になるまで結露が起こらないことが報告されています。
なお、部屋の湿度が上がると結露が起こりやすくなり、湿度が70%に達すると外気温が-8℃で結露が起こり始めます。

また、窓ガラスは大丈夫でも、サッシに結露が発生する場合があります。
より高い結露防止効果を得たい場合は、ガラス部分だけでなくサッシの変更も考慮すると良いでしょう。

サッシの交換が基本的に不要

真空ガラスの中間層の厚みは0.2mmであり、ガラス本体の厚みが6.2mmの製品があります。
戸建住宅用の窓には通常3.0-6.8mmのガラスが入っており、一般的なサッシに真空ガラスがそのまま使えます。
サッシの交換費用やアタッチメントの費用、交換の手間がかからないのは大きな利点です。

防音性能などを高めた商品などもある

真空ガラスにはいくつかの種類があり、防音性能を高めた製品や、断熱性能をさらに高めた製品、その両者を組み合わせた製品などが販売されています。
また、防火対策用の網入りガラスや、視線を遮るためのすりガラスタイプの製品もあります。
目的に合わせて種類を選べるのも利点のひとつです。

価格が高いのがデメリット

真空ガラスには多くのメリットがある一方で、値段が高いというデメリットがあります。
真空ガラスの種類によって値段は異なりますが、メーカーのHPでは1㎡あたり3.9-7.3万円の価格が提示されています。
これはガラスだけの価格であり、実際に窓ガラスを交換する場合は、別途工賃や輸送費などが必要です。

真空ガラスの種類と価格

日本板硝子株式会社が製造する真空ガラスは、「スペーシア」という商品名です。
スペーシアには機能によっていくつかの種類があり、それぞれ価格が異なります。

各スペーシアのメーカー提示価格は、以下のようになっています。
なお、価格はそれぞれのガラスで一番安いものを選んだ場合のものです。

・「スペーシア」:3.9万円/㎡:(一般的な真空ガラス)
・「スペーシア ワイヤータイプ」:6.1万円/㎡:(防火用の網入りタイプ)
・「スペーシア クール」:4.2万円/㎡:(断熱性能をさらに高めたタイプ)
・「スペーシア静タイプ」:6.8万円/㎡:(防音性能を高めたタイプ)
・「スペーシア クール静」:7.3万円/㎡:(断熱・防音性能を高めたタイプ)
・「スペーシア21 断熱クリアタイプ」5.8万円/㎡

最後の「スペーシア21 断熱クリアタイプ」は、スペーシアと断熱性能の高いLow-Eガラスを組み合わせてペアガラスにした、極めて断熱性の高い厚みのあるガラスです。

真空ガラスにはこうしたいくつかの種類があり、交換する場合は予算や目的に合わせてこの中から選ぶことになります。

真空ガラスはどこで購入できる?

真空ガラスは日本板硝子株式会社の製品であり、同社と提携している取扱店からのみ購入可能です。
街のガラス屋で真空ガラスを購入したい場合は、真空ガラスを取り扱っているか確認する必要があります。

近年では、通信販売でもガラス販売が盛んに行われており、真空ガラスを通販で販売している業者もあります。
自分で交換作業を行いたい場合は、通販を利用するのもひとつの手です。

なお、真空ガラスは基本的にオーダーメイド品であり、規格サイズはありません。
注文を受けた業者がメーカーに発注し、サイズに合わせて1枚ずつ製造されます。
このため、注文してから受け取りまでにある程度の日数がかかります。

また、真空ガラスの周囲にはゴムパッキンが付いており、それによって中間層の真空状態が保たれています。
このため、ほかのガラスのように後からサイズを変更することができません。
真空ガラスを購入する場合は、正確にサイズを測定して注文する必要があります。

自分で真空ガラスに交換するのは可能?

真空ガラスには、最初からガラス周囲を覆うゴムパッキンがついています。
このため、通常のサッシの場合は自力で交換作業を行うことも比較的容易です。

ただし、ガラスが割れると大怪我をする可能性があり、作業中にガラスが割れてしまえば高価な真空ガラスが無駄になってしまいます。
また、厚い真空ガラスの場合は、サッシの変更やアタッチメントの利用が必要になり、素人では難しい作業になるでしょう。

自力で真空ガラスの交換作業を行う場合は、こうしたリスクを頭に入れて、自己責任で行うことになります。
リスクを避けたい場合は、専門のガラス業者に依頼することをおすすめします。

ガラス屋に交換を依頼した場合の費用は?

真空ガラスはガラス代そのものが高額であり、オーダーメイド品のため輸送費などの特別な費用もかかります。
このため、交換費用は通常のガラスに比べてかなり高くなります。

交換費用の例

インターネットで提示されている業者の見積り例を見てみましょう。
比較的価格が安めの業者で、真空ガラスの中でも最安値の製品を選んだ場合では、

・一般的な掃き出し窓サイズ(170cm×190cm程度):13-15万円
・腰高窓サイズ(160cm×120cm程度):8-9万円

といった価格が提示されています。
これらはガラスの交換費用だけなので、サッシの変更などが必要な場合はより多くの費用がかかります。

ガラスの交換費用は、ガラスの大きさや種類、工事のしやすさなどによって大きく異なるのが実情です。
また、業者や住んでいる地域によっても価格設定に差があります。

真空ガラス交換作業の流れ

業者に依頼した場合、真空ガラスの交換作業は、

「業者に連絡 > 業者が訪問して窓を採寸 > 見積り確認 > メーカーに真空ガラスの製造を発注 > メーカーがガラスを製造して業者に送付 > 業者が訪問して施工」

という流れで行われるのが一般的です。
真空ガラスはオーダーメイド品のため、通常のガラスと比べて費用と時間が多くかかります。

費用の内訳

真空ガラスへの交換費用には、以下のものが含まれます。

・ガラスやゴムパッキンなどの材料費
・人件費などの工賃
・メーカーからの送料(3,500-5,000円程度)
・廃材処理費(交換前のガラスなど)
・窓の採寸経費
・搬入運搬費(運搬に特殊車両を使う場合)
・駐車場代(採寸・施工時に駐車場を使う場合)

注文前の採寸経費は、業者によっては無料の場合があります。
また、実際に注文すると採寸経費を無料にする業者などもあります。

真空ガラスへの交換を行う場合は、見積りをよく確認して、納得した上で依頼することが重要です。

費用を抑えるためには

費用をなるべく抑えるためには、「見積り無料」の業者に複数の見積りを出してもらい、費用を比較するとよいでしょう。
「見積り無料」の業者でないと、採寸経費がかかってしまいます。
見積りを出してもらったら、念のためそれ以上の経費がかからないことを確認しておくと安心です。

また、真空ガラスへの交換は「省エネ」につながるため、国や自治体の補助金制度が適用される場合があります。
住んでいる地域によって制度が異なり、自治体によっては費用の1/3程度の補助金を受け取ることができるケースもあります。
気になる場合は、住んでいる自治体や利用するガラス業者に問い合わせてみましょう。
業者の中には、補助金申請に必要な書類を代行申請してくれるところもあります。

交換にはどれくらいの時間がかかる?

真空ガラスは、最初からゴムパッキンが付いた状態でメーカーから運ばれ、特殊な窓枠の場合を除いてサッシに取り付けるだけで施工が完了します。
このため、作業時間自体は長いものではなく、簡単な作業の場合は1枚につき30分程度で完了する場合が多いでしょう。

ただし、真空ガラスは基本的にオーダーメイド品であり、注文してからメーカーが製造して業者に届くまでに時間がかかります。
ある業者のHPでは、メーカーの製造納期が約12日間で、注文から施工完了まで15日前後かかるとされています。
真空ガラスに交換する場合は、注文からガラスが届くまでに時間がかかることを頭に入れておきましょう。

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まとめ

真空ガラスは、2枚のガラスの間に真空の中間層を設けてあるガラスです。
高い断熱性能があり、冷暖房費の節約や結露の防止に高い効果を発揮します。

ただし、ガラスの価格は高めであり、通常のガラス交換にはない費用もかかります。
このため、真空ガラスに交換する場合はそれなりの費用が必要です。
また、真空ガラスはオーダーメイド品のため、注文から施工完了までに2週間程度の時間がかかります。

真空ガラスのメリットとデメリットを把握して、ほかの種類のガラスとよく比較し、自分の目的にあった窓ガラスを選ぶことをおすすめします。

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